ポンス・ブルックス彗星(12P)


4/10(7cm自作屈折・460mm相当にトリミング)
2024.4.10 19h20m〜19h24m
29秒露出×8枚、恒星位置基準でコンポジット(2枚比較暗合成した4組を加算平均合成)
キヤノンEOS 6D(ノーマル、RAW(ISO 1600))
自作7cmF6ED屈折+BORGマルチレデューサー0.7×DGT【7870】(合成f.l.=296mmF4.2、460mm相当にトリミング)
ビクセンスーパーポラリス赤道儀でノータッチ追尾
フラット補正、コンポジット、トーンカーブ調整、マスク処理、4×4ソフトビニングなどステライメージ6.5にて画像処理、バックグラウンドのカブリ補正はYIMGで画像処理
撮影地:(岩手県軽米町・基幹林道八戸川内線沿い)

★月明かりと低空の霞のため尾の描写が困難になってきました。

月と木星の狭間で
4/10 135mm(APS-C、フルサイズ換算216mm)
2024.4.10 19h35m〜19h37m
15秒露出×8枚、恒星位置基準でコンポジット(2枚比較暗合成した4組を加算平均合成)
キヤノンEOS Kiss X9(HKIR改造、RAW(ISO 1600))
中一光学 CREATOR 135mm F2.8 II→F4.0に絞る、ビクセンスーパーポラリス赤道儀でノータッチ追尾
コンポジット、トーンカーブ調整、マスク処理、6×6ソフトビニングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:(岩手県軽米町・基幹林道八戸川内線沿い)

★月齢1.7の月と木星の間で彗星が淡い光を放っていました。月が満月のように写っているのは地球照のためです。
8倍42mm双眼鏡では月と彗星が同一視野で見えました。

135mm(フルサイズ)
2024.4.10 19h44m
19秒露出×2枚、恒星位置基準でコンポジット(比較暗合成)
キヤノンEOS 6D(ノーマル、RAW(ISO 3200))
中一光学 CREATOR 135mm F2.8 II→F4.0に絞る、ビクセンスーパーポラリス赤道儀でノータッチ追尾
コンポジット、トーンカーブ調整、トリミング、5×5ソフトビニングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:(岩手県軽米町・基幹林道八戸川内線沿い)

★地平線右端のシルエットは青森県三戸郡にある標高615mの名久井岳です。その姿から南部小富士の異名があります。


3/29 135mm(フルサイズ換算216mm)
2024.3.29 19h43m
15秒露出×2枚、恒星位置基準でコンポジット(比較暗合成)
キヤノンEOS Kiss X9(HKIR改造、RAW(ISO 3200)
中一光学 CREATOR 135mm F2.8 II→F4.0に絞る(フルサイズ換算216mm)、タカハシEM-200B赤道儀でノータッチ追尾
コンポジット、トーンカーブ調整、トリミング、4×4ソフトビニングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町大野)

★高度が低くなってきたところを地上景色とともに撮影してみました。


3/29
2024.3.29 19h16m〜26m
39秒露出×16枚、恒星位置基準でコンポジット(2枚1組を比較暗合成した8組を加算平均)
キヤノンEOS 6D、RAW(ISO 3200)
自作7cmF6ED屈折+BORGマルチレデューサー0.7×DGT【7870】(合成f.l.=296mmF4.2、393mm相当のトリミング)
タカハシEM-200B赤道儀でノータッチ追尾
コンポジット、バックグラウンドのカブリ補正はYIMGで画像処理、
フラット補正、マスク処理、バックグラウンドスムーズ、トーンカーブ調整、トリミング、4×4ソフトビニングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町大野)

★8倍42mm双眼鏡でピントをぼかして近くにあった4.84等星と比較したところ、ほぼ同じ明るさに感じました。
予報より早く4等台に入ってきたようです。3/27より写真では尾が短くなりましたが、双眼鏡では今日のほうが尾が良く見えました。


3/27
2024.3.27 19h14m〜31m
29秒露出×32枚、恒星位置基準でコンポジット(2枚1組を比較暗合成した16組を加算平均)
キヤノンEOS 6D、RAW(ISO 3200)
自作7cmF6ED屈折+BORGマルチレデューサー0.7×DGT【7870】(合成f.l.=296mmF4.2、393mm相当のトリミング)
タカハシEM-200B赤道儀でノータッチ追尾
コンポジット、フラット補正、バックグラウンドのカブリ補正はYIMGで画像処理
マスク処理、バックグラウンドスムーズ、トーンカーブ調整、トリミング、4×4ソフトビニングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町大野)

★月明かりの影響がなくなり、尾が写りやすくなりました。彗星コマに近い部分の尾の乱れが見られます。


3/14
2024.3.14 19h00m〜19h10m
39秒露出×16枚、恒星位置基準でコンポジット(彗星位置基準で比較暗合成)
キヤノンEOS 6D、RAW(ISO 1600)
PENTAX 105SDHF+RC0.72×35(合成504mmF4.8、672mm相当のトリミング)、タカハシEM-200B赤道儀でノータッチ追尾
バックグラウンドのカブリ補正はYIMGで画像処理、
コンポジット、フラット補正、マスク処理、バックグラウンドスムーズ、トーンカーブ調整、トリミング、4×4ソフトビニングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町大野)

★3/13に比べて透明度が悪かったのと月明かりの影響が増えていたためか、尾の写りが良くありませんでした。
 恒星が線になるのを防ぐため、コンポジット方法を比較暗合成としています。


3/14 M31・M33両銀河との接近
2024.3.14 19h03m〜19h10m
29秒露出×16枚、恒星位置基準でコンポジット(2枚1組を比較暗合成した8組を加算平均)
キヤノンEOS Kiss X9(HKIR改造、RAW(ISO 800)
Ai-Sニッコール 50mm F1.4→F2.8(フルサイズ換算100mm相当のトリミング)、タカハシEM-200B赤道儀でノータッチ追尾
バックグラウンドのカブリ補正はYIMGで画像処理、
マスク処理、トーンカーブ調整、4×4ソフトビニング、バックグラウンドスムーズ、トリミングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町大野)

★彗星はこの後、さんかく座のM33銀河に見かけ上接近していきます。


3/13 アンドロメダ銀河との接近
2024.3.13 19h15m〜19h21m
39秒露出×8枚、恒星位置基準でコンポジット(2枚1組を比較暗合成した4組を加算平均)
キヤノンEOS 6D、RAW(ISO 1600)
中一光学 CREATOR 135mm F2.8 II→F4.0に絞る(164mm相当のトリミング)、タカハシEM-200B赤道儀でノータッチ追尾
バックグラウンドのカブリ補正はYIMGで画像処理、
コンポジット、フラット補正、マスク処理、バックグラウンドスムーズ、トーンカーブ調整、トリミング、4×4ソフトビニングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町大野)

★透明度は良かったのですが低空の光害でカブリがあったため、YIMGのバックグラウンド補正を使いました。
 太陽風の影響なのかイオンの尾が曲がっています。
 明るい恒星が楕円になっているのは薄雲か風花の影響、右下のカブリは雲です。


1/30 北アメリカ星雲との接近
2024.1.30 18h52m〜19h01m
30秒露出×12枚、恒星位置基準でコンポジット(2枚1組を比較暗合成した6組を加算平均)
キヤノンEOS Kiss X9(HKIR改造、LPR-Nフィルター(FF)使用、RAW(ISO 3200)
タムロンSP90mmF2.5→F3.5(120mm相当のトリミング)、タカハシEM-200B赤道儀でノータッチ追尾
マスク処理、トーンカーブ調整、4×4ソフトビニング、トリミングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町大野)

★この日は北アメリカ星雲の描写を優先して改造デジカメを使いました。東に移動し徐々に星雲から離れつつあります。

1/28 北アメリカ星雲との接近
2024.1.28 18h36m〜40m
30秒露出×8枚、恒星位置基準でコンポジット(2枚1組を比較暗合成した4組を加算平均)
キヤノンEOS 6D、RAW(ISO 6400)
シグマ 100-300mm F4 APO EX DG HSM(100mmF4開放、180mm相当のトリミング)、タカハシEM-200B赤道儀でノータッチ追尾
フラット補正、マスク処理、トーンカーブ調整、トリミング、3×3ソフトビニングなどステライメージ6.5にて画像処理
撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町大野)

★この春期待の周期彗星です。西空の低空で光害が多いのと、ノーマルデジカメのため北アメリカ星雲のあぶり出しに苦労しました。

彗星ページへもどる back

トップページへもどる home

inserted by FC2 system